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 サミット明星パワー(株)糸魚川バイオマス発電所は、新潟県糸魚川市のほぼ中央、姫川港の後背地に立地し、南には雪を頂いた北アルプスの山並みがせまり、眼前には広大な日本海を一望に見渡すことの出来る風光明媚な自然に包まれています。

 1997年、京都で開催された第3回国連気候変動枠組み条約の締結国会議(COP3:Conference of parties)で「京都議定書」が採決されました。京都議定書は会議に参加している先進国全体に対し「温室効果ガスを2008年から2012年の間に、1990年比で5%削減すること」を要求しており、その後2000年代初頭には地球規模でのCO2削減が叫ばれる様になりました。そんな社会的ニーズを背景にサミット明星パワー(株)糸魚川バイオマス発電所は誕生しました。

 電力事業に注力する住友商事(株)と木質系バイオマスの有効活用に長年の経験とノウハウを有する明星セメント(株)(太平洋セメント(株)の100%子会社)両社の共同事業として設立されたもので、発電用の主燃料として木質系バイオマスを利用して最大発電能力50,000KWを実現する、当時では国内初の本格的なバイオマス発電事業です。

 本事業は、経済産業省の新エネルギー利用事業者支援制度の適用認定を得て2004年に完成、2005年1月より本格的な営業運転を開始しました。

 発電された電力は明星セメント(株)糸魚川工場の需要を賄うと同時にサミットエナジー(株)を経由して首都圏を中心とする電力需要家向けに供給されています。


 建設廃材などの木質系バイオマス燃料を計画的に再資源化し、有効利用して発電することから環境負荷の軽減を実現し、地域環境保全に貢献できることはもとより、高効率化を実現することで木質系バイオマスの一層の有効活用が図られ、CO2の削減に大いに寄与することができます。

 また、発電所から発生する燃焼灰(フライアッシュ&ボトムアッシュ)は同一敷地内にあるセメント工場にてセメントの原料として有効利用されますので新たな産業廃棄物の発生を抑えた自己完結型のゼロエミッションの操業を実現しています。