当発電所は、木質系バイオマス発電所としては国内最大級の規模を誇り、35%の高発電効率を実現した国内初の本格的なバイオマス発電所です。
隣接する明星セメント(株)糸魚川工場から木質系バイオマス燃料を調達し、発電所より排出される燃焼灰は同工場でセメント原料として利用されるなど、環境に対してより負荷の少ない発電所となっています。
発電施設の監視・運転制御はすべて中央制御室に設置されたCRT及び操作デスク盤で行われます。
木質系バイオマスとは、建設廃材や家屋の解体により発生する解体材、更には間伐材・河川流木などの総称で、当発電所ではこれらを発電に再利用することで年間6万トン以上のCO2発生量の削減を可能にしています。